V36スカイライン

エクステリア インテリア 機能 装備

駆動方式 エンジン トランスミッション グレード ボディカラー
2WD VQ35HR 5M−ATx 350GT Type SP スーパーブラック(#KH3)






エクステリア
スポーツフロントバンパー
V36スカイラインでは、ノーマルバンパーのほかにスポーツグレードに相当するTYPE S(350GT,250GT)と最上位モデルのTYPE SPにスポーツフロントバンパーが用意されています。まじん号にはこのスポーツフロントバンパーが装着されています。
ノーマルバンパーの微笑みにも似た優美なフロントマスクに対し、スポーツフロントバンパーは口元がキリッと引き締まり、精悍な顔立ちになっています。比較がしやすいようにシルバーボディの2種類の写真を用意しました。
欧州車のような佇まいを見せるこのフロントマスクは、気品に満ち溢れており、所有する歓びを感じさせます。
一見、シンプルにも見えるデザインですが、よく見るとグリル部分がくりぬかれた形となっており、実は複雑な曲面を描いていることが分かると思います。
精度の高いフロントバンパーの作りはフェンダーとの継ぎ目からも容易に推測できるはずです。ここまで複雑で隙間の少ないボディ形成は難易度が非常に高く、ほとんどのアフターパーツメーカーはフロントバンパーの開発を諦めたほどです。そのため、V36スカイラインのエアロは、ほとんどがはめ込み式のリップスポイラーになっています。
ただ、左右のダクトは例によってプラスチックのダミーであり、その点はR34のアルティアバンパーから進化していないようです。
スポーツサイドシルスポイラー
いわゆる純正のサイドステップ。前後に膨らみが持たせてあります。
また、中央部分はドアに合わせてくぼませてあるため、鋭角なキャラクターラインが存在します。空力に優れた形状を連想させることからスポーツと名がついたのでしょう。
当然、フロントバンパーやリアバンパーとの相性は抜群で、ラインも綺麗に揃っており、違和感は全くありません。
純正グリル
意外と気に入っているのがこのグリル。一般的にグリルというと、フロントバンパーとボンネットの境目になっていることが多いですが、スカイラインでは、なんとフロントバンパーがくりぬかれ、そこにグリルが埋め込まれています。
形状もシンプルなバーが並べられているのではなく、グリルのサイドが捩じられており、立体的な造形を見せております。曲面の美しいボディと見事に調和がとれております。その鏡のように磨かれたブレードは、まるで日本刀のような切れ味の鋭さを窺わせます。
スカイラインに和を感じさせるのはこういったエクステリアのデザインにもあるのだと確証します。
ブレード部分がブラックアウトされたものも選択することが可能です。
アルミ製エンジンフード
従来は重い鉄の塊だったボンネットがV36スカイラインでは軽いアルミ製になりました。そのため、回頭性が向上し、クイックなコーナリングに結び付いています。もし、これがカーボンになるとさらにハンドリングが軽快になることでしょう。夢は尽きません。

形状に関しては、グリルとの接点がないため、一枚の板から職人が一筆書きで切り出したような美しい形状になっています。面は緻密に計算された立体的な構造で、無駄な隙間がなく、技術の高さが窺えます。曲面の艶やかな丸みからはスカイラインのしなやかな走りを予感させられます。

また、よく見るとボンネットにはウォッシャー液のノズルがありません。実はこの車にの場合、ノズルがボンネットの下にあり、ウォッシャー液を噴射してもボンネットに液が垂れる心配がありません。ボンネットを汚さないので安心してウィンドウの洗浄ができます。小さな心遣いがなんとも嬉しいところです。

開閉に関しては、ずっと欲しかったボンネットダンパーが備えられているため、支えが不要になりエンジンルーム内の作業がしやすくなっています。さらに 先端のフックにはバネが取り付けられ、ボンネットを開けやすくなっています。
バイキセノンヘッドランプ
スカイラインの目ともいえるバイキセノンヘッドランプ。単なるL字ではなく、非常に凝った造形で曲面が多用されています。未来を見据えたような眼球は力がこもっており、考え抜かれた配置によりスカイラインのデザインをグッと引き締めます。煌めくレンズはテールランプに引けを取らない存在感で、新しいスカイラインらしさをアピールします。
プロジェクター式のヘッドランプは夜の視界をくっきりと照らしだし、ライトの境界線がとてもシャープに映ります。外側の上にあるのが車幅灯でレーザーでも照射されそうな形状をしています。外側のオレンジはレンズのみで光ることはありません。内側の二段に分かれたランプは上段がハザードランプで、下段がフォグランプです。R34は内側がハイビームになっていましたが、V36はフォグランプになります。後付けでフォグランプをつける必要がないのがありがたいところです。

超TERA Evolution
(PIAA H-520 ブルーホワイト6000K T10ウェッジ)

ポジション球をLEDに交換しました。新開発の小型基板で純正バルブと同サイズですので、寸法のトラブルもなく安心して交換できます。
純正のポジション球というのはとにかく黄ばんだ色で、目には優しいのですが、どうにもすっきりしないので、とにかくクリアな色にしたくなります。
この超TERA Evolutionは6000Kの明るさで理想的なブルーホワイトです。ブルーホワイトといっても、青味はとても薄く、ほとんど白にしか見えません。
透明度も高く、ヘッドランプのHIDに見事にマッチしたように思います。

LEDということで、消費電力も少なく、バッテリーにも優しくなります。

交換作業はハンドルを切り、インナーフェンダーを外して行います。
MIRROR ORANGE
(PIAA H-346 T20アンバー)
ヘッドランプのウィンカーバルブを交換しました。これまでは写真の右側のようなオレンジのバルブだったため、レンズ内にオレンジ色に映り込んでいました。シャープさに欠けるということで、写真の左側のような映り込みを軽減したミラータイプのバルブにしました。これで目元がすっきりとし、精悍さがアップしました。

バルブそのものはLEDではありませんので、通常のバルブと同じような光り方をします。単にバルブ表面がミラータイプになっただけです。

交換作業はエアクリーナーを外さなければならず、少々手間がかかります。また、指紋で汚れると跡が残りますので、必ず手袋をして行います。
高輝度LEDリアコンビネーションランプ
スカイラインにとって、命ともいえるのがこの丸型テールランプ。V35となり、一時は丸型が捨てられましたが、こうしてユーザーの意見を取り入れて丸型を継続してくれた日産には感謝しています。
しかも、大小異形の丸型テールでR34のDNAを色濃く受け継いでいるところに私は胸を熱くさせられました。おかげでR34とV36を並べて夜のテールランプ撮影会を行っても一糸乱れぬ統一感が得られます。

テールランプをLED化することで、闇夜に煌めく宝石を手に入れることができました。V36では標準でLEDが埋め込まれていることにも時代の流れを感じさせられます。しかも、三次元構造のレンズによるプリズムで光の陰影は近未来的な雰囲気を醸し出します。
LEDというのはとにかく視認性に優れており、ブレーキング時のフラッシュするような光には目を覚まさせるような力があります。それでいて見る者を惹きつけて止まない魅力があります。それがこの丸型の特徴的な形状を取るとなると、どんなに離れていても一目でスカイラインであると認識できます。

ウィンカーのランプについては、未だLED化はされておりませんので、カスタマイズの余地があります。
超TERA Evolution LED MINITURE BULB SERIES
(PIAA H-545 ホワイト6000K T16 LED)
例によって、すっきりした白いランプに交換したいと思い、バックランプをLEDのバルブにしました。
1本のバルブに超TERA LEDが6発内蔵されております。それでも消費電力は71.4%減と省エネルギータイプです。

実際にはかなり明るいですが、シャッタースピードを短くして撮影すると、LEDの粒が見えます。
せっかくバックランプを白くしましたが、自分ではほとんど見えません。コンビニの駐車場でガラスに映る姿を堪能しようと思います。
超TERA Evolution LED LICENSE PLATE LAMP
(PIAA H-553 ライセンス灯)
街で見かける真っ白なLEDのナンバー灯。それを見ると、さり気ない高級感が漂います。いつかはと憧れ、ついにLED化です。
このライセンス灯はレンズユニットごと純正品と交換です。8発のLEDが内蔵されています。
電球を交換するわけではないので、配線を切断して、そこにかしめるタイプです。なので、取り付けには若干手間がかかり、また、一度つけてしまうと、簡単には取り外せません。
ランプを点灯させると、ナンバープレートが真っ白に照らし出されました。小さな変化ですが、夜のドライブが楽しくなりました。
LED式ハイマウントストップランプ
テールランプと同じく、LEDが内蔵されたハイマウントストップランプ。ブレーキングにリニアに連動しており、後続車に強烈に制動をアピールします。ブレーキング時のみ点灯し、ライトの点灯時にはこのランプは点灯しません。
標準のリアガラスの場合、レンズがこの赤になります。オプションのプライバシーガラスの場合はレンズがクリアになります。

R34時代には一番悩まされたハイマウントストップランプ。R34はトランクに埋め込まれており、隙間に水が残り、錆に蝕まれておりましたが、V36は室内に装着されているため、ようやくボディが錆びる心配から解放されました。
しかし、なぜかランプ周辺のガラスには水垢がこびり付いており、拭き取りもできないのには納得がいきません。
リアパネルメッキフィニッシャー
フロントグリルのメッキと調和するトランクのリップ。単なるアクセントに終わらず、空気抵抗を減らすために計算しつくされたパーツです。その恩恵により、巨大なウィングなくして揚力を抑え込み、フロントゼロリフトを実現しています。揚力を抑制することで高速走行時には絶大な安定性を発揮し、さらに抵抗を減らすことで最高速アップや燃費の向上にも一役買っています。R34でいうマインズのトランクスポイラーのような役目を持っています。
アクセントとしての役割も大きく、遠くからでもこの車がスカイラインであるということを認識可能にします。
ただ、メッキという性質から、指紋が付きやすく、トランクの開閉時には触らないように気を付けています。
トランクアウトサイドオープナースイッチ
リアパネルメッキフィニッシャーに組み込まれたトランクを開けるスイッチです。トランクを開けるスイッチは運転席の足元にもありますが、普段、トランクを開け閉めする場合はほとんどこのスイッチを利用します。いちいちカギを挿さなくて済むので重宝します。さらに便利なことにインテリジェントキーを持っていないと反応しないので、盗難対策にも貢献しています。鍵穴もないのでキーをコピーされる心配もありません。心配事が一つ減りました。

ちなみにスイッチは右側のボタンで、左側はバックモニターのカメラです。ほとんどの人はカメラがオープナースイッチだと勘違いをし、カメラのレンズをプッシュしてくれます。おかげでレンズが指紋だらけになります。
トランクの開閉スイッチはほかにトランク内にも内蔵されています。
デュアルエキゾースト
左右完全対称吸排気システムが採用されているため、マフラーはデュアルエキゾーストとなっています。左右対称に配置された二本のマフラーが高出力・高性能を予感させます。
マフラーの太鼓部分は艶消しブラックに塗られているため、遠目には出口のみが目に入ります。そのため、すっきりとしたリアビューを演出します。
出口の形状はオーバルになっており、太さと薄さの二面性を持っています。すわなち、スポーティさとエレガントさを兼ね備えているといえます。
輪止めに乗り上げる心配も少なく、安心して車庫入れができます。
最近、マフラーの出口が太いようで実は中に細いマフラーが隠れているような車を見かけますが、スカイラインに限ってはそういったことはなく、見せかけではないことを強調しておきます。
リアディフューザー
V36スカイラインには標準でリアディフューザーが装着されているところも見所です。とことん、空力に拘って開発に取り組んだ心意気に好感が持てます。複数のフィンにより整流性が高められ、直進安定性に貢献しています。
空気を抜けやすくすることによってダウンフォースが稼がれ、リアディフューザーはフロントゼロリフトの実現にも一役買っています。もし、このパーツがなければ、高速での安定感は手に入れられなかったかもしれません。
改めて見え難いところにもきちんと手が加えられているのがスカイラインだと認識させられます。
パーツ自体は安価なため、R34に流用されている方も見受けられました。
18インチタイヤ&アルミホイール
フロント:
225/50R18 95Wタイヤ/18インチアルミホイール(18×7.5J(クロームカラーコート)、オフセット:45、P.C.D:114.3(5穴))
リヤ:
245/45R18 96Wタイヤ/18インチアルミホイール(18×8.5J(クロームカラーコート)、オフセット:50、P.C.D:114.3(5穴))
ホイールは数々のモータースポーツでも活躍するエンケイ社製のマルチスポークタイプ。エンケイ独自のMAT製法が純正ホイールにも惜しみなく使われており、鋳造にもかかわらず、鍛造に匹敵する高剛性と軽量性を持ち合わせています。スタイリッシュなデザインでどんなボディカラーにもマッチするクロームカラーコートが施されています。
タイヤは標準でPOTENZAのRE050が設定されています。雨の中で200km/hの走行にも耐えうるといわれており、走る楽しさを倍増させるタイヤです。それでいて静粛性にも優れており、スポーツセダンという性格の車にはぴったりな設定です。
クォーツガラスコーティング
納車と同時に行ったガラスコーティングです。ブラックボディは汚れが大変目立ち、ウォータースポットという天敵がいます。その問題を解決するために、ボディ表面にガラス被膜を作るというクォーツガラスコーティングを行いました。
このガラスコーティングは親水性の特性を持つため、水には馴染みやすく、油とは弾きやすくなります。すなわち、ボディにつく汚れは水で簡単に落とせる泥などのみで、オイルのようなボディにこびりつく汚れは付きにくいという性質になります。おかげで洗車をするにも水洗いでサッと汚れを落とすだけで簡単に元通りのきれいな姿に戻ります。当然、水垢もできにくいので、いやな縞模様などもできません。なによりも汚れが少なければ雨だけできれいになってしまうという自浄作用が魅力的です。WAXももちろん不要です。洗車時間をなかなか作れない私にはぴったりです。
マディコ・カーフィルム / レイバングリーン
当初はプライバシーガラスのオプションが付いていなかったため、リアシートの子供に直射日光が当たってしまい、長時間ドライブなどとても危険な状態でした。そこで、適度な明るさで、断熱性に優れ、尚且つオシャレに見えるフィルムを貼りたいということで、マディコのカーフィルムをこちらで施工しました。
マディコのフィルムは100年もの歴史を持ち、エッフェル塔やルーブル美術館にも採用されています。透明度が高く、視認性がよいのが特徴で、今回施工したグリーン系のフィルムは、サングラスのレイバンのようなグリーンでハーフミラータイプになっています。光のあたるところでは右の写真のように見え、角度を変えると左の写真のように緑がかって見えます。
車内からの透明度は下の写真を参考にしてください。左は外の景色に瞳孔を合わせているので暗く見えますが、実際には右の写真のように明るく、違和感なく見えます。
今までは、エアコンが後ろまで届かず、暑い思いをさせてしまいましたが、これからは快適に過ごせます。空調が効きやすくなるので、燃費にも貢献できます。そして何よりも、ウィンドウが黒くなり過ぎないことで、上質な雰囲気が醸し出され、とても満足しています。

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インテリア
本革巻きステアリング
車を運転する中で最も長く触れるのがやはりステアリング。この感触が気に入らなければ車には長く乗っていられないかもしれません。そして、この本革巻きステアリングは指がそっと触れた瞬間から手触りのよさに感動します。縫い糸の手に当たる感触さえ心地よく、とても吟味されているのがよくわかります。
親指の当たる10時10分の位置は程よく膨らみをもっており、ステアリングの取り回しやすさに一役買っています。ステアリングそのものの印象としては若干、重めでしっかりしたものです。車体がふらつきにくく感じます。
また、ステアリングは機能性も追求されており、親指で押せる位置にオーディオなどのスイッチが配されています。そのため、社外品に変更することはほぼ不可能になっています。
シフトノブ
アルミの軽やかな手触り、本革のしっとりとした手触りを併せ持つコンビネーションシフトノブ。シンプルなデザインでインテリアにも溶け込みます。
手触りもよく、自然な形で手によくなじみます。
本革のブーツでレールが見えなくなっているところがマニュアルっぽくも見え、スポーティでスカイラインのアイデンティティを引き立てます。ブーツが少したわんでいるところは愛嬌なのか、若干、埃がたまりやすくなります。
ゆったり走りたいときはそのまま手前に引きつけ、覇気を求める時は更に右へと倒します。
さらに上下に倒し、シフト操作を自在に操ることが可能ですが、手はほとんどステアリングのまま。それは指を伸ばせばマグネシウム製パドルが素早いシフト操作を可能にするからなのです。
マグネシウム製パドルシフト
私のドライビングスタイルを変えさせたのがこのマグネシウム製パドル。
これまでは右手はステアリング。左手はシフトノブというスタイルが定番だったのが、両手が常にステアリングへと変化しました。それは単にマニュアルがATになったからというのではなく、指先のみで自在に最適なギアへとシフトチェンジを可能にしたからです。おかげでドライビングに集中できるようになりました。
初めは若干ステアリングからパドルが遠いことと操舵に連動していないことが気になっていましたが、遠いことで手に当たったり、誤操作することもなく、また、ステアリングを切っている最中にパドルの位置が分からなくなることもなく非常に使い勝手がよいことに気付きました。
何よりも気に入っているのはスカイラインがプラスチック製パドルではいけないという開発者のスカイラインへの思いがここに詰めこめられていることです。
唯一つ残念なのは、左側だけ革の貼り方が雑で、隙間ができたり、接着剤の跡が見え隠れてしているという点です。
ファインビジョンメーター(車両情報ディスプレイ付き)
まるで青く燃え上がる地球の成層圏をイメージしたかのようなファインビジョンメーターです。昼間でもライトアップされるため、その名の通り、視認性が大変よく、クリアで文字のフォントも瞬時に見やすいものが採用されています。これで始動時に針が踊りだすようなギミックが盛り込まれていたら最高でした。
ER34では左がスピード、右が回転数でしたが、V36ではBNR34と同じく右側がスピード表示となっています。
中央部には車両情報ディスプレイが設けられており、現在の平均燃費や瞬間燃費、外気温、メンテナンス情報など様々なインフォメーションがアウトプットされます。挙句の果てにはインテリジェントキーの電池残量が少ないという警告マークまで表示されるという親切ぶりです。
夜間にライトをつけると、若干輝度が落ち、適切な明るさに調光されます。
アナログ時計
シンプルで飽きのこないデザインをしたアナログ時計。文字板から数字を取り除いたことでインテリアに高級感を持たせています。
夜間にライトをつけると、バックが仄かに淡い光を放ち、指針を浮かび上がらせます。
これまで、車の時計というと、デジタルで無機質な緑の文字を当たり前と思っていましたが、こういったシックなアナログ時計で内装に温かみが生まれたように思います。
しかし、あくまでこの時計はインテリア的な要素が強く、ドライビング時にはカーナビの示す時計に目が行ってしまうのは否めません。そういった意味でも時計本体が、大き過ぎず、小さすぎないのがバランスがとれていてよいように思います。
どことなくNHKの9時のニュースが始まりそうな雰囲気すら漂っています。
本アルミフィニッシャー
インテリアの中でもとりわけ気にっているのがこの本アルミフィニッシャー。
この形状が日本刀の刃の様でもあり、引き絞った和弓の様でもあります。グローバル展開を意識しつつもあちこちに「和」の心意気を感じられるのがこのスカイラインだと思います。
散りばめられた和のテイストは形状だけでなく、質感にも施されています。この本アルミフィニッシャーの表面は引っ掻いたような傷が無数につけられています。これが絶妙なバランスであり、アルミでありながらまるで和紙のような錯覚をもたらすのです。
この技法には、FUGAを代表とする2003年の東京モーターショウで鮮烈なインパクトを放った日産の和を表現するコンセプトが見事にフィードバックされていると強く感じました。
こういった車のイメージを決めてしまうようなパーツを妥協することなく手間のかかる装飾で仕上げているところにスカイラインに対する開発者の意気込みが感じられます。
アルミペダル
TYPE S、SPには車の足回りだけでなく、ドライバーの足回りにもアルミパーツがふんだんに盛り込まれています。アクセル、ブレーキ、フットレストのこの3点にアルミパネルが採用されています。
滑り止めのためにアルミを施しているとは言われていますが、どちらかというと、レーシーな雰囲気が目的にあるように思います。
お陰様で外れてヒヤッとするアルミペダルを後付けせずに済みました。
ペダル本体に関しては、アクセルが床を支点とするオルガン式になっているため、人間の足とリンクして細かい操作がしやすくなっております。F1やドイツ車と同じシステムですね。さらによいのは、宙に浮いた感じがなくなるため、足首への負担が軽減され、実はロングドライブがとても楽になります。
ただ、構造的にヒールアンドトゥはしにくいように思いますが、ATなため、すでに不要な操作となりました。
足踏み式パーキングブレーキ
スカイラインセダンでは、パーキングブレーキが、手元ではなく、足元でできる足踏み式になっています。
かなり端の奥にレイアウトされていますので、運転中に間違って踏んでしまうことはまずありません。
慣れてしまうと、手元よりも足元の方が操作しやすいことに気付きます。
また、誤って、ブレーキをかけた状態で動こうとすると、警告等だけでなく、警告アラームでも知らせてくれますので、間違ってそのまま運転してしまう心配もなくなっています。
アルミキッキングプレート
ドアのステップ部分にあしらわれたキッキングプレートです。
SKYLINEのロゴがアルミプレートに誇らしげに刻印されています。
シンプルなデザインで、一筋のラインが彫り込まれただけですが、主張しすぎることなくインテリアにマッチしています。しかしながらドアを開閉するたびに視界に飛び込んでくるSKYLINEの文字はドライバーの所有感を満たすものであることに違いはありません。
後部座席にも小さいながらSKYLINEの文字が刻印されたアルミキッキングプレートが設定されています。同乗者にもスカイラインを楽しんでもらいたくなります。
本アルミフィニッシャーを始め、全体的にアルミを基調としたものがV36には多く見られます。
なお、オプションでムーディにライトアップされる照明ユニット付きのタイプも用意されています。
本革シート (前席ヒーター付き)
TYPE P、SPといったプレミアムモデルには全席に本革シートが設定されています。座れば座るほど体に馴染み、フィットしてきます。通気性も良く、夏場でも汗ばむことなく快適に過ごすことができます。
前席のホールド性はスポーツセダンに最適な包まれ感になっています。ただ、やはり、スポーツ走行を楽しむには若干心許ないことは否めません。
運転席の太もも部分は左右に分割されており、最適なドライビングポジションを保ちやすくなっております。また、助手席の太もも部分は分割されておらず、リラックスしてクルージングを楽しめるデザインになっています。
そして冬場に活躍するのはシートヒーター。LOWとHIGHの設定があり、寒さに応じて手元のスイッチで選択することが可能です。ただ、暖かくなるのは座面のみで、背中まで暖かくならないのが残念です。座面のみなのは、そこまで温まると眠気を誘うからなのかもしれません。
運転席パワーシート 
運転席は電動で位置が調整できるようになっています。しかも、ポジションを記憶していて、エンジンを切ると一番後ろまで下がり、エンジンをかけると元の位置に戻ります。しかも、インテリジェントキーが2個あるので、それぞれがそれぞれのポジションを覚えています。
調整は背もたれや、シートの前後のみならず、シートの高さや、座面の角度まで変えられます。
以前の車はフルバケでかなりシートポジションを低くしていましたが、この純正シートも一番下まで下げればそれまでのローポジションを確保でき、安定したドライビングが可能になります。
電動モータでゆっくりとシートが稼働するため、急いでいるときは若干、まどろっこしいかもしれません。
電動ランバーサポート
ランバーサポートとは、背もたれの腰椎が当たる部分に設けられた支えのことを言います。パワーシートスイッチの一番左がそのスイッチで、それを押すとランバーサポートが膨らんだりへこんだりするようになっています。長距離運転時の疲労軽減のために大活躍します。画像にカーソルを合わせると張り具合が確認できます。いっそのこと、マッサージしてくれるといいですよね。
腰痛の発生率は皆無ではなく、長時間ドライブの後は腰が痛くなることもままあります。やはり腰痛を科学したレカロと比べてしまうとその作りは完璧とはいえないようです。
脇腹部に関しては、それなりの張り出しがあり、ホールド感もありますが、スポーツ走行には若干物足りなさを感じます。しかしながら、程よい張り出しが高速クルージングには最適な構造になっています。
助手席パワーシート リクライニング & サイサポート機能
助手席も運転席と同じく、電動のパワーシートになっています。
女性にとっては、力の必要のない電動の調整機能は便利なようで、とても重宝されます。
グレードによっては、電動でないモデルもあります。
当然ですが、上下の調整機能は搭載されていません。
また、フルフラットの機能もないので、ベッドのような使い方もできません。
リアリクライニングシート
TYPE P、SPといったプレミアムモデルでは、リアシートのリクライニング機能が付加されています。変更可能な角度は左の画像にカーソルを合わせると確認できます。調整はベルトのバックルの横にあるレバーで行います。
一番深く倒してしまうと、かなり沈み込んだ姿勢になり、思い切りリラックスできます。後部座席に乗る家族にはゆったりしてもらいたくて、リクライニングのできるこのグレードを選びました。
後席上下調整式ヘッドレスト
リクライニング可能なシートには、身長の高さに合わせて上下に調整できるヘッドレストがあります。
うたた寝をするのにはもってこいです。
もし、通常の使い方では後頭部を圧迫される様な姿勢になるのであれば、上のリアリクライニングシートの写真の様に前後をわざと逆につけると楽です。
ただし、安全性の面から、首を保護するためには通常の使用方法をお勧めします。
アームレスト付きセンターコンソールボックス
サンバイザーエクスエンション
サンバイザーも昔に比べると日々進化しています。ミラーが内蔵されているのはよくありますが、照明が連動しているのには驚かされました。助手席も同様です。
さらに驚かされたのがこのサンバイザーエクステンション。ありますよね。運転していて微妙にミラーとサンバイザーの隙間に太陽が現れることが。でも、エクステンションのおかげでもう心配いりません。といいつつ、まだ一度も使ったことがないのが実状です。
また、サンバイザーを開くと現われる隠しカード入れが備え付けられていました。こちらも残念ながらまだ一度も使ったことがありません。駐車券などはポケットに入れますし、大切なカードは物騒なので車内には残せません。
高さ調整式シートベルト
すでに当たり前になりつつある機能ですが、この車では、シートベルトの支点の位置を上下に調整することが可能です。
標準的な体格の方は特に問題ありませんが、座高の低い方には重宝する機能です。
もし、レカロなどにシートの交換を行った場合、着座位置が必然的に低くなります。そうすると、よくシートベルトが首に擦れたりするのですが、この機能があれば、その心配もありません。ちょっとした工夫ですが、痒い所に手の届いた機能と言えます。

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機能
インテリジェントキーシステム
ポケットやカバンからカギを探すという煩わしさから解放してくれた画期的なシステム。従来のキーレスエントリーのようにボタンでドアロックのオン・オフやトランクのオープンができるだけでなく、このキーを身につけているだけでカギを制御できるようになります。ドアを開けたければドアノブについたゴムのボタンを押せばそれだけで解錠されます。キーを携帯する本人が近くにいれば、他人でも解錠することができます。
また、万が一、電源供給が遮断された場合でも、写真のように従来のカギが内蔵されているため、問題なく解錠できます。
さらに感心させれたのは、うっかりインロックをしないように、車内にこのキーがあるとドアノブのロックボタンをいくら押しても施錠できません。逆に慣れないうちは施錠ができないとキーが壊れたのかと若干パニックになります。
プッシュエンジンスターター
この車ではエンジンをかけるのに鍵穴がありません。ブレーキを踏み、このスタータースイッチを押すだけでイルミネーションがONまで一気に回転し、エンジンが始動されます。まるでGTカーのエンジンをスタートさせるようです。
初めて押したときは何秒押したらよいのか分からず、普通にセルを回すように押してしまいましたが、実際には1秒程度で十分でした。
もちろん、エンジンの始動にはインテリジェントキーを携帯していることが必須で、手元になければスタートすることはできません。また、ブレーキを踏みながら押す必要があるので、取り急ぎエンジンだけかけたいときは若干不便です。しかしながら、インテリジェントキーの性質や構造的なことから、盗難対策としては大いに役立っていると思います。
車が暖まっているときは静かにエンジンがかかりますが、冷間時はアイドリングが高くなるため、とても勢い良くエンジンがかかり、毎回、始動するたびに高揚させられます。
インテリジェントクルーズコントロール
オプション機能の中で、無理をしてでも装着したかったのがこのインテリジェントクルーズコントロール。
なぜ、この機能にこだわったのかというと、高速運転で楽をしたいというのもありますが、それ以上に関東の過酷な渋滞で細かいアクセル・ブレーキ操作をしたくなかったというのがあります。どうせMTからATに乗り換えるのであれば、それくらいの利点が欲しいところです。
この機能の恩恵は計り知れず、渋滞や慣らし運転どころか、日常でも多用することになりました。想像以上に便利です。

この機能は、アクセルから足を離したまま設定した通りに一定の速度を保ってクルージングすることができます。しかも、ただのクルーズコントロールとは違い、前車との車間距離を調整しながら走ることができます。そのため、ただオンにして走っているだけでも追突防止になり、安全運転に大きく貢献します。ブレーキも適切に踏んでくれますが、通常ならアクセルワークで減速するところもブレーキで減速するので、後続車には運転の下手な人と思われるかもしれません。

車間距離を認識するセンサーは下の写真のようにバンパーの隙間に埋め込まれています。このセンサーは、赤外線で前車の反射板を認識して車間距離を保っています。
注意点としては、正面から夕陽などの強い光が当たるとエラーが起きて機能がストップします(もちろん、警告がなります)。また、ワイパーを連続運転にしても動作しなくなります。

クルーズコントロールをオンにすると、上の写真のようにディスプレイの上側にCRUISEの文字が表示されます。その下の車のマークは前車を検出したときに表示されます。その更に下の3本線は車間距離を示します。好みに合わせて3段階に調整できます。ただ、自動運転ということもあって、最短の1本線にしても通常よりも車間距離は長いです。渋滞では少し距離を多くとってしまうので、横から割り込まれ放題になります。
右の速度が設定値です。この速度を目指して、回転数を上げないエコ走行をしてくれます。最低は45キロ/hで、それ以下は自動追尾になります。また、最高は110キロ/hで、それを超えることはありません。このリミッターを解除できると最高なのですが・・・。
ステアリングスイッチ
ステアリングにはたくさんのスイッチが内蔵されており、ハンドルから手を放さなくても様々な機能を自在に使いこなすことができます。

右手側にはインテリジェントクルーズコントロールに関する機能が配されています。一番下のボタンでオン/オフを切り替えます。オンの状態で下から二番目のボタンを押すと、車間距離の設定を3段階に調整できます。その上のレバーは下に押すと実際にオートクルーズが始まります。ブレーキを踏んだり、上のキャンセルボタンを押すとオートクルーズは解除されます。キャンセルした状態でもう一度レバーを上に倒すと再セットされます。スピードはオートクルーズを始めた速度で無段階にセットされ、その後は上下に5キロ刻みでセットできます(45〜110km/h)。

左側はナビやオーディオ、ハンズフリーに使用します。SOURCEでCDやHDD、ラジオなどの音源が切り替えられます。Enterボタンは決定に使用し、上下に倒すと曲順やメニューを送ることができます。その下のボタンで音量の変更も可能です。更に下のボタンはキャンセル(戻る)ボタン、ナビの音声認識に使う発話ボタン、電話の発信ボタンです。
インテリジェントブレーキアシスト
前車に追突しそうになったときに咄嗟にブレーキを踏んでくれる優れもの。
インテリジェントクルーズコントロールと連動しており、ドライバーが回避できないと判断すると強めのブレーキを踏んでくれます。
とっても便利な機能で、何度も命を救われました。というと大袈裟ですが、事故に遭わないまでも、うっかりを防いでくれるので重宝します。

ただし、雨の日にワイパーを連続作動させていると、機能がオフになって写真のBAランプが点灯します。クルーズコントロールを多用するようになると、雨の日でも間欠ワイパーにしてブレーキアシストを殺さないようにしてしまいます。
前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルト
インテリジェントブレーキアシストと連動するか、自分でガツンとブレーキを踏むと、弛んだシートベルトが自動的に巻きとられ、乗員を羽交い絞めにします。
よほど強く踏まないと反応しませんが、いざというときは結構強い力で巻き取られるので、一瞬、走馬灯がよぎります。
ヒヤッとさせられるのであまり働かせたくない機能です。働かないような運転をすれば問題ないのですが、サーキットを走るときっと何度も首を絞められることになると思います。
チルトメーター & ステアリング電動調整機能
ドライビングポジションを自分好みの位置に合わせるための機能です。
レバーを手前に引けばステアリングが体に近づき、奥に倒せば遠ざかります。また、同じレバーを上げればステアリングが上昇し、下げれば下降します。
前後の移動ではウィンカーやワイパーのレバーが一体に動きます。また、上下の動きではメーターパネルごと一緒に動きます。
可動範囲はかなり広いですので、一般的な体形の方であれば、必ずベストポジションが見つかります。
運転しながらでも簡単に微調整ができ、常にベストのポジションに持っていくことができます。
パーソナルドライビングポジションメモリー
インテリジェントキーは2セット付属になっていますが、それぞれにドライビングポジションを記憶させることができます。
すなわち、家族が交代で運転をするときにわざわざシートやステアリングの位置を決め直す必要がなくなります。エンジンをかけるだけで事前に設定されたポジションにシートとステアリングが移動します。
また、エンジンを切ると、自動的にシートが最後部に下がり、ステアリングがはね上げられ、乗り降りがしやすい状態になります。
ただ、我が家はドライバーが一人だけなので、このスイッチは一切タッチしたことがありません。
運転席連動ステアリング/ドアミラー自動調整システム
ドライビングポジションを極めるためにすべてのポジションが最適化に向けて連動します。
一たび運転席のシートを動かせば、それに呼吸を合わせたかのように自動的にステアリングが前後・上下に微調整されます。
また、当然ながら眼の位置も変わるので、移動した量に比例し、ドアミラーの角度が変わります。
左側の写真はステアリングを手前に引いた状態と奥に押した状態です。また、右側の写真はステアリングを最も上にあげた状態と下げた状態です。
エアコン左右独立温度調整機能
プラズマクラスターイオンフルオートエアコン
後席吹出し口
オートライトシステム
アクティブAFS
4輪アクティブステア(4WAS)
日産が苦心の末、スカイラインのために生み出した4WAS。車両購入にあたって、これも外せないオプションでした。ハイキャスがさらに進化し、クイックかつ、ダイレクトにコーナリングを楽しめるようになりました。
低速走行時は、前輪がハンドルを切った角度より大きく動くので、車庫入れがしやすくなっています。
また、中速走行時は前輪が大きく切れるだけでなく、後輪も切れるので、キビキビと曲がれます。
レーンチェンジがスムーズにでき、運転がうまくなったような気がするというのはあながち嘘ではないようです。
ちなみに写真の真ん中にあるのが4WASリアアクチュエーターです。
ビスカスLSD
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
DSモード付きフルレンジ電子制御5速オートマチック
新世代FR−Lプラットフォーム
スポーツチューンドサスペンション & ブレーキ
V6 3.5Lエンジン VQ35HR
左右完全対称吸排気システム
高剛性・低振動ボディ
トランクインサイドオープナー?
スノーモード

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装備
NISSAN インテリジェントキーケース
手触りのよいレザーに「SKYLINE」のロゴが素押しされたインテリジェントキー専用のキーケースです。

非常に質感が高く、使えば使うほど手に馴染んできそうです。縫い目もしっかりしており、まるで高級紳士靴をそのままキーケースにしたようです。
ストラップの部分は、折り畳んで、背面のボタンに固定できるようになっており、邪魔にならないような工夫がされています。

インテリジェントキーの使用時はケースから引っ張り出して使うことになりますが、片手では出しにくいので、日常的にはインテリジェントキーのボタン操作をあまりしなくなります。ボタンを押す必要があるときは、ケースの上からボタンを押してしまうことが多いです。

メタルのNISSANのロゴがあしらわれたタイプもありますが、スカイラインオーナーとしては、「SKYLINE」のロゴに拘りたいところですね。
ちなみに、メタルが付いていない分、500円安いです。良心的!
カーウィングスナビゲーションシステム(HDD方式)
バックビューモニター
サイドブラインドモニター
BOSEサウンドシステム
ETCユニット
7インチワイド液晶モニター
テレビキット
外部映像入力端子
運転席 & 助手席エアバッグシステム
ウィンドウスクリーン
MT−10
IMPUL COIL SPRING SF-76 SR-76
純正の高い車高では、コーナリング時に踏ん張れず、姿勢が崩れて気持ちよく曲がれません。そこで純正の足に最もマッチしたダウンサスの導入を検討していました。そこで白羽の矢が当たったのがインパルのコイルスプリング。
あまり車高を落として気を遣う不便な車にしたくなかったので、ダウン量が少ないこともポイントです。ところが、取り付けをしてみると、メーカーの示していたフロント20mm、リア5mmの落ち幅を大幅に上回ってしまいました。結果、フロント30mm、リア15mmダウンです。思い通りの落ち方をしてくれないのがダウンサスなんだなと痛感しました。
しかしながら、見栄えはどっしりと低く構えて見え、とても引き締まった印象になりました。段差にぶつからないことを祈りつつ、しばらくのってみようと思います。リップはもうつけられませんね。

乗り味の方はやはり舗装が悪いとゴツゴツ感がひどくなりました。ちょっと気になります。とはいえ、加速・減速時の姿勢の変化が減ったのは大きな収穫です。コーナーもさらに気持ちよく曲がれるようになりました。
ムーンフェイス ロールセンターアジャスター RCアダプター SAD13
最適なジオメトリーを得るためのパーツ。とにかく車高を下げることで乗り心地を悪くしてしまうことは避けたかったので、ロールセンターを調整するRCアダプターを取り付けました。
右の写真の軍手で持っているのがステアリングナックル。取り付けは、この一番下のところに左の写真のような純正より一回り背の小さい円錐状のゴムをつけ、フロントサスペンションロアアームを差し込みます。
ダウンサスとの同時取り付けですので、直接比較はできませんが、これがなければ、突き上げ感や乗り心地はもっと悪かったことと思います。乗り心地の悪化は想像以下でした。
ACCESS オリジナルスペサー 12mm & KYO-EI ロングハブボルト
車高を下げると、どうしてもキャンバーが付いてしまい、タイヤホイールが内側に入ってしまいます。できるだけはみ出ない程度にツライチにしたかったので、見た目をとってホイールスペーサーを入れてしまいました。
ハンドルのブレが現れては困りますので、ハブセンター+ロングハブボルトでしっかりと取り付けをしております。
スペーサーは5mmと迷ったのですが、ショップお勧めの12mmに思い切ってチャレンジしてみました。お勧めなだけあって、はみ出ることもなく、きれいにホイールが収まっています。
ハブボルトは純正+10ミリのSBN-Aという品番です。
取り付けてみて、見た目がかっこよくなったのは言うまでもなく、走行時に違和感を感じることは全くありませんでした。
スペーサーが黒いので目立ちにくく、いかにもつけているという感じがしないのがまたいいですね。


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