タイトル 春分の日・梅ツーリング 〜自然を讃え、生物を慈しもうの巻〜 |
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日時 2009年3月20日 9時〜18時 | |
場所 つくばエリア |
冬の寒さも和らぎ、気候も温かで過ごしやすくなってきましたので、ツーリングを開催することにしました。
3月20日は春分の日で、世界中の昼と夜の長さが同じとして知られていますが、日本では、自然を讃え、生物を慈しむ日として国民の休日に定められています。
そんなわけで、梅の香りに癒され、生き物と戯れに行ってきました。
R34スカイラインに乗っていた時、一番、幻想的な写真が撮れたのがこの3年前の筑波山。34の日ツーリングと銘打って走った日のことでした。 |
まじん号 | viper号 | YO$HI号 | 7号 |
TomoG号 | たけ号 | 白の34乗り号 | ベイサイドブルー号 |
どい号 | わたぼ〜号 | はっしー号 | ODA号 |
OZぁ号 | KOU号 | ちょびん号 | 109号 |
計16台 |
まずは千葉組がいつものところに事前集合です。3連休初日ということで、普段より少し早めの集合です。当初はソロでの参加予定でしたが、急遽、家族で参加となりました。おかげで少し準備に手間取ってしまいました。この日の天気予報は朝から雨でしたが、何とか持っている模様。 |
江戸川まで来ると、どんよりした空から大粒の雨が降ってきてしまいました。それを見た娘はお気に入りの傘をしっかり差しています。 この子、傘が大好きなんですよ。先日、生まれて初めて傘を買ってもらって、うれしくてしょうがないので許してやってください。 |
早く外環が完成してほしいですね。そしたら、常磐道も千葉側から簡単に行けるようになるんですけどね。しばらくは下道をゆっくり走ります。 並んで走っていたはずなんですが、私、左側を走っていたらいつの間にか置いていかれていました。違うところから高速に乗っていたようです。 |
常磐自動車道に入って、最初のサービスエリアが集合場所です。常磐道に入ってすぐだからなのか、9時前には激しく駐車場が混んでいました。まったく纏まって止まれませんでした。 |
わたぼ〜も前日4時まで働いていたのに来てくれました。お疲れのはずなのにこんな遠いところまで来てくれてほんとに頭が上がりません。白の34乗りさんも雨にもかかわらず、ピカピカのボディーでやってきてくれました。(リアバンパーを除く(笑)) 参加者の情熱にはただ圧倒されるばかりです。そう思うと、雨なのが余計に悔しいですね。 |
屋根のないところでは纏まってお話もできませんので、スタバの前でドラミです。今日の予定をお伝えし、簡単に皆さんに自己紹介していただき、出発の準備を整えます。 それにしてもたけさん、力持ちですねー。指先一つでポールをこんなにグンニャリ曲げちゃいました。ケンシローも真っ蒼です。ちょびんさんではガッチガチで曲げられませんけどね。 |
静岡県からお越しのODAさんが連休ならではの渋滞にはまってしまいました。彼の到着を待ちつつ、みなさん、エンジンを温め、臨戦態勢に突入です。いつでもフル加速で出発できます。これまた物々しい雰囲気ですね。 |
出発の時がやってまいりました。各車、一斉に常磐道に合流していきます。 |
それ以上にハイテンションなのか、109号が一気に抜いていきました。相変わらず私の心をくすぐるモディファイが満載な109号です。お忙しい中、前日ぎりぎりになんとか休暇をもぎ取ってきてくれました。感謝感激です。 |
お次はV36セダンのちょびんさん。私がV36に乗ってからお世話になりっぱなしの方です。先日もマーズさん、上京の時や、マディコフィルム施工で車を預ける時など、たくさん手を貸してくださっています。今回もお忙しいのに一肌脱いでくださって、こうしてツーリングに初参加してくださいました。私にはもったいないお人です。 |
YO$HIさんの粋な計らいにより、ちょびん号とまじん号のV36スカイラインの共演を載せることができました。さすがにどんなに頑張っても自分ではこんな構図は撮れませんからね。YO$HIさん、サンキューです。グリルが交換されると、V36の印象も随分変わりますね。 |
次に私を抜き去るのはベイサイドブルー号。その名の通り、ベイサイドブルーのボディに身を包み、いかついオーラを放ちます。なかなか見慣れないバンパーだなと思ったら、AbflugのGT-R用フロントバンパーだそうです。ネオン管にフォグランプでかなり痺れるいでたちですが、オーナーさんはとっても気さくなお方です。噂はかねがね伺っておりましたが、ようやくお会いできて光栄です。 |
守谷からつくばジャンクションまではあっという間で、みなさんの写真を撮る前にジャンクションに差し掛かってしまいました。丁寧にウィンカーを出して私の前に入ってくるのはKOU号です。プロドライバーというにふさわしい上質なドライビングです。 |
3年前と同じく、圏央道へと入りました。当時はジャンクションしかできておらず、すぐに下道に降ろされてしまいましたが、3年の年月で、阿見まで延長されていました。対面通行ですが、十分、快適な走行ができました。翌日の15時にはさらに区間が延長されるというかなりホットな圏央道です。 |
圏央道を降り、MapFan Webで推奨されたルートを進みました。すると、目の前に広がる道はどんどん狭さを増していきました。極太の竹が生い茂る竹藪を突き進み、ダートのような水たまりをくぐりぬけ、何とか目的地へと向かって進んでいきます。 |
ようやく目の前の道が拡がりました。いばらの道は終焉を迎えたようです。一旦停止できちんと停止して、右を見て、左を見て、もう一度右を見てから左折します。それにしてもKOU号はいかつくなりました。3年前とは大きく姿を変えました。なんだかあのころを思い出すと感慨深いものがあります。 |
ついに今回の最初の目的地が見えてきました。牛久大仏です。まだまだ先のようなのに、やたらと大きく見えます。周りの建物が低いので、高さが引き立ちますね。3年前も同じ所で写真を撮った気がします。後ろを走っていたはっしーさんも車を止めて写真を撮っていたようです。 |
牛久大仏に到着しました。正面に回りましたが、さらに迫力が増しました。ここは浄土真宗東本願寺派本山東本願寺というのが正式な名前のようですね。 駐車場に到着すると、茨城にお住まいのTomoGさんと7さんと合流できました。お二方ともツーリングには初参加です。静かな駐車場にスカイラインが押し寄せてくる様はこの大仏よりも圧巻だったのではないでしょうか。 |
お猿の曲芸を見ているうちに、すっかり雨が上がりました。一時はどうなることかと思いましたが、ようやくこれで気持ちよく走れそうです。 あまりここで歓談している時間はありませんでしたので、簡単に撮影だけさせていただき、次の場所へと移動です。3年前と同じシチュエーションになりますが、当時とずいぶん顔ぶれが変化しましたね。そういえば、あの時はタービン交換をしたまじん号が初披露された日でしたね。走るのが楽しくて仕方なかったのを思い出しました。 |
左側の列、右側の列、それぞれ撮影しました。そういえば、意外に駐車スペースが狭く、バックで止めるときに何度も切り返す羽目になりました。これだけ並べるのにずいぶん時間がかかりましたね。大仏の正面の駐車場に広々と止めても良かったかもしれません。 ここで合流した赤いホイールの7さんとは一旦、お別れです。彼女もお忙しい方ですね。いつも優しい言葉に皆さん癒されています。 隣のベイサイドブルーのTomoGさんとはここからツーリングが始まります。彼とお会いするのは先日のオートサロン以来ですね。 |
反対側に回り込んでみました。どこかで見た絵ですね(笑) 3年前にも同じ構図でワンショット撮っています。こんな感じです。 やはりこの角度から撮るといい絵になりますね。これで青空だったら文句なしです。 |
左側に小さく写ってますが、OZぁさんの息子さん、スカイラインがうれしくてあちこち走りまわっています。もう4歳だそうです。子供が大きくなるのってあっという間ですね。右側の絵はなんだかものすごく有難味のありそうな絵ですね。合掌したくなります。 上の6枚の画像は、クリックすると拡大できます!! |
お猿の曲芸に見とれていて、だいぶ時間が押してしまいましたが、ツーリング成功祈願も終え、次の目的地へと移動が始まりました。当初は県道34号で移動しようかと思っていたのですが、混雑が予想されたので、再び、圏央道を利用して移動です。来たときより、一つ遠くの阿見東インターへと向かうと、少し大回りでしたが、非常に整備された道でした。ふつうはこちらを利用するんでしょうね。急がば回れというやつでしょうか。 |
対面走行の圏央道から複数車線の常磐道へと戻ると、みなさん、一斉に編隊走行を楽しまれます。TomoGさんも高校生のころから夢見ていた編隊走行に加われました。感無量なことでしょう。 アルティアバンパーにイーストベアのリップで正統派スタイルなスカイラインです。 |
このあたりは路面もすっかりドライに変わっていますね。千代田パーキングを通過し、石岡インターで常磐道を後にします。高速を降りた先は渋滞しており、改めて、下道を選ばなくてよかったと思いました。そういえば、ETCのバーの開くタイミングが遅くなっていました。以前の調子で突っ込むとフルブレーキをさせられることになります。 |
恋瀬川を渡ったところで左折をし、川沿いに目的地を目指します。バックミラーには常にスカイラインの姿が見えています。わたぼ〜も迷わずについてきてくれてホッとします。 この恋瀬川は、もともとコイが遊泳する瀬の見える川として知られおり、そこから鯉瀬川と呼ばれていたことに由来するようです。鯉などの魚が豊富で、最後は霞ケ浦に注いでいます。もっとロマンチックな由来を期待してしまいました。 |
国道355号線を北上し、柏原工業団地を通過しました。ここを過ぎれば目的地はもう目と鼻の先です。お腹もすいてきたので、自然と速足になりがちです。目の前を走るのはODA号。伊豆スカイラインにはすぐに行けるようなところにお住まいですが、今回ははるばるこんな遠くまで来てくださいました。お土産にスカイラインのトランプまでいただいてしまいました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。 |
またまた細い道を抜け、第2の目的地であるダチョウ王国に到着しました。そこでは数え切れないほどのダチョウが我らを出迎えてくれました。今回のツーリングでは、はぐれる車は一台もなく、無事にここまでたどり着けました。ちょびんさんもベイサイドブルーさんも初参加の方はあっという間にみんなの輪の中に溶け込んでいきました。やっぱり同じ鉄板をつつくと、親睦が深まるのも早いですね。 |
その鉄板に乗せられたお肉がこちら。ダチョウのフィレやハツ、モツ、刺身などいろんなバリエーションのバーベキューが楽しめました。どれもとっても美味でした。栄養価も高く、カロリーが低い割に、鉄分が豊富なのが特徴です。フィレはレアでいただくと最高です! 私の席では、ちょびんさんとどいさん一家がご一緒でした。どいさんは初めてのジュニアを連れたツーリングでした。かわいい男の子に空気が和みました。5ヶ月の赤ちゃんって、あんなに小さかったんですねぇ。もう忘れてしまいました。 |
そしてこちらはオマケのダチョウの卵。鶏の卵の軽く20倍はあります。たばこと比べても大きいのがよくわかるのではないでしょうか。さて、問題は調理方法。ゆで卵や目玉焼きにしたら、ほとんど白身だったり、黄身だったりでおいしく食べられないでしょう。 なにはともあれ、まずは殻を割らねばなりません。 |
殻を割るのも一苦労です。分厚い膜に、強靭な殻で覆われているので、簡単には割れてくれません。 先のとがった鉄の棒で少しずつ殻にひびを入れ、剥いていきます。むき出しになった膜を割いたら中身にたどりつけます。みなさんで代わる代わる殻を砕いていきました。特にはっしーさんには頑張ってもらいました。卵を割る姿がワイルドでよくお似合いです(笑) |
そしてまた難しいのが調味料の加減。鶏くらいなら勘と経験のある人にお願いしたら簡単ですが、さすがにこのサイズになるとだれも経験がないので、まったく分量がわかりません。園のおばちゃんは味見してねと無責任なことを言い放ちますし。 ここで大活躍だったのは109さん。きっと料理が得意なんでしょう。周富徳張りの手さばきで厚焼き卵を完成させました。ロールケーキのような厚焼き卵はボリューム満点でとっても美味でした。 |
お腹も満たされたところで、ダチョウ王国内を散策です。 人間の大人よりもずっと背の高いダチョウ。この口ばしに突かれるとかなり痛そうです。実際は人懐っこくて、近寄っていくとわらわらと次から次へとダチョウたちは集まってきます。 ダチョウの寿命は意外と長く、40〜50年といわれているそうです。年間、40個ほど卵を産むそうです。 |
ダチョウ王国のお隣には、「南のまきば」といういろいろな動物と触れ合える牧場があります。せっかく春分の日にちなんだツーリングなので、動物たちと戯れることにしました。一見、カールに似た動物の餌を持って、牧場へと移動です。viperさんも餌の袋を握り締めてとっても楽しそうです。 |
南のまきばでいきなり視界に飛び込んできたのはこの愛嬌たっぷりの「アルパカ」です。妙に首が太くて、アンバランスさがウケます。この首は特に毛がふさふさで、撫でると喩え様がないほどフカフカです。とにかく気持ちよかったです。顔もまた愛らしいですね。でも、臆病なので、あまり脅かさないようにしないといけません。 |
ウサギやニワトリ、ヤギ、豚、ポニー、とにかくたくさんの動物と触れ合うことができました。娘も可愛い動物たちと遊べてとても楽しそうでした。でも、餌をあげるときに腰が引けていて、若干怖そうでした。ハムスターは撫でられるので、モルモットくらい触れるようになってもらいたいですね。 |
生き物を慈しんだ後は、自然を讃えようということで、名峰筑波山を目指すことにしました。柿岡を経由し、スカイラインの長蛇の列は西へと舵をとります。筑波山では、梅林を見ようという計画です。時期的にちょっと遅いかなぁという気もしますが、山の上なので、少し期待しています。ルートも直接、風返峠に行くのではなく、南の方から筑波山スカイラインを経由していこうというものです。 |
途中、小腹がすいたので、コンビニでおにぎりを追加購入です。どうもダチョウのお肉だけではお腹がいっぱいにならなかったらしいです。コンビニの駐車場からは、筑波山の雄々しいシルエットが見え始めました。あの山を眺めながら暮らせるなんていいところですね。 |
今度は恋瀬川の上流を渡り、田園風景の広がる道をピクニック気分でツーリングです。 後方に目をやると、地平線の彼方までスカイラインの列が続いています。 対向車になってこの列を最後までみてみたいですよね。きっと目が覚めるような衝撃を受けるんでしょうね。 |
そんな驚きのあまり、あんぐりと口をあけている人を見るのがツーリングの楽しいところでもあるんですよね。列の後ろに行けば行くほどその楽しさは倍増していきます。 列が長くても、視界の良い道だったので、後続が途切れるとすぐに気づけます。信号が青に変わるまでちょっとだけ待機です。 |
どこまでも続く田園風景。まったりとしたツーリングです。 と、思ったのもつかの間。茨城フラワーパークを過ぎ、信号を右折すると、突然、道がなくなりました。いや、道は辛うじてありました。車一台が通り抜けられる峠道が。 ここを通り抜けねば筑波山へはたどりつけません。意を決して、突き進みます。 途轍もなく狭い道なので、対向車の来ないことをただ祈るばかりです。 |
数台の対向車と何とかすれ違いましたが、無事に峠道を切り抜けることができました。3年前の教訓を活かしたつもりが、またしても似たような悪路になってしまいました。ちょっとハラハラしましたが、それはそれで変化があって、楽しいルートでした。 峠道を抜けるとそこはすでに筑波山スカイラインの中腹。突如、広がったワインディングに、ギアもDモードからDSモードへチェンジ!! 高回転キープで走り抜けます。 |
筑波山スカイラインを登り切り、筑波神社方面へと向かいました。目的地の梅林はそのすぐ隣です。駐車場に侵入すると、案内の茶髪のおねーさんがヤバい!超いっぱい来たと叫んでいました。軽くパニック状態です。 上の方の駐車場は車高の低い車にはちょっと厳しい場所で、タイヤの空転する音が虚しく響いていました。 |
車を止め、上り坂を徒歩で歩いて行きました。結構、急な坂でみなさん、お疲れモードです。 ようやく辿り着いた梅林で待ち受けていたのは!! 8分ほど散った2分咲きの梅たちでした。 やはりこの時期に来るのはちょっと甘かったですね。完全に時期を逃していました。日程調整もいろいろと訳があってこの日になったので、仕方ありません。駐車場のおねーさんは5分咲きって言ってたんですけどねぇ。 |
散っている木がほとんどでしたが、中にはまだ元気に花を咲かせてくれている木もちらほらありました。梅の優しい香りも辺りを包んでいました。みなさんはというと、梅茶を振舞ってもらっていました。ホッと一息、美味しいお茶が飲めたようです。 viperさんのオンステージも催されたとかされなかったとか。謎は深まるばかりです。 |
植物と触れ合った後は、先ほども通った最後の目的地「表筑波スカイライン」で大自然を讃えます。大地讃頌です。 一旦、離脱した7さんもこの瞬間のためにタイミングよく戻ってきてくれました。白の34乗りさんのご配慮に感謝します。 3年前は雲一つない美しい夕焼けの中で幻想的な写真を収めることができましたが、今回は分厚い雲に空を覆われ、以前とは別世界のような荘厳な写真を収めることができました。 近づいて撮ったり、離れて撮ったり、上から撮ったり、下から撮ったり。様々なアングルで、数え切れないほどのシャッターを切りました。画像をクリックすると、拡大してお楽しみいただけます。 |
そして、最後に捉えた瞬間がこちら。厚い雲の隙間から、輝かしい太陽がその姿を現したのです。 計画していた姿とは違った形での一枚になりましたが、R34スカイラインだけでなく、V36スカイラインも加わった文字通り、世代を超えたツーリングがここに幕開けしました。 この場で撮った記念すべき一枚を新しい |
最後に・・・
今回のツーリングでは、またひとつ、私の新しい夢がかないました。
R34スカイラインでツーリングに行こう!から始まったホームページですが、V36スカイラインもツーリングに行こう!と装いを新たにし、ようやく今ここに新しい道が開けました。
これからも、スカイラインオーナーの懸け橋となり、世代を超えたツーリングが盛り上がっていくよう頑張りたいと思います。
次回のツーリングをお楽しみに!
7月19日には全国オフの開催も検討していますよ。